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 ●コラム:「滝ツアー」気を感じに行くミニ旅行     かくだよしあき
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  ひょんな事から、滝を探して見に行く小旅行、名付けて「滝ツアー」は始
  まりました。

  僕が小学生ぐらいの時、近くに山があってよく遊びに行っていました。
  自転車でだいたい30分ぐらいでふもとについて、そこから少し上った所
  に小さな滝があって、よくそこで遊んでいました。

  また、学生の頃(大学には行っていないが)信州大学の山岳部に所属(?)
  していました。3000m級のアルプスをアタックするためのベースキャ
  ンプ用が標高1500mの所にあり、そこに毎年2〜3ヶ月間滞在してい
  ました。
  そこは信州の上高地で、直ぐ横に梓川が流れていて、テントの目の前には
  穂高連邦が並び、毎朝素晴らし景色でした。
       http://www.asahi-net.or.jp/~zb4s-tkgs/scenes/kamik06.jpg

     [上高地]http://www.asahi-net.or.jp/~zb4s-tkgs/kamiko_1.htm

  僕は、主に北アルプスの奥穂高岳、北穂高岳、西穂高、前穂高などに登っ
  ていました。そして、時にはインストラクターをしたり救助の手伝いをし
  たりもしていました。
  
  北アルプスを代表する奥穂高岳は、日本で3番目に高い山で、井上靖の小
  説「氷壁」の舞台にもなった山ですが、この山が一番最高でした。

          http://village.infoweb.ne.jp/~fwka9773/hodaka.html

  そんな訳で、僕は山とか川とかが大好きなんです。

  でも、最近コンピューター関係の仕事をしていて、会社を運営していたり
  して、そんな事とは全然縁遠くなっていて、大好きな旅行も登山も全くで
  きない状態になっていたのです。

  そんな時、友達とドライブに行こうと行き先を思案してたら、その友達が
  「滝に行こう!」と言い出して、僕たちは近くの滝を見に行きました。
  その時、僕はまだ、面白そうだけどすぐ飽きてしまうだろうと思っていた
  のです。

  滝の入り口の駐車場に車を止めて少し登っていくと、そこは、降り注ぐよ
  うに水が真っ白になって流れていて、そして風が自分に向かって吹いてい
  ました。僕は見た瞬間、立ちすくんでしまいました。
  それは、滝に何か不思議なものを感じていたからです。神懸かり的なもの
  と、滝から流れるようなエネルギーと穏やかなを感じたのです。

  僕は凄く感動して、その友人にまた滝を見に行こうと強く言いました。
  これが、僕たちの「滝ツアー」の始まりです。


  今までにもう10個所ぐらい滝を見たことになります。
  滝には色々な楽しむ要素が含まれています。現地に行くためには、車でド
  ライブをして、山道に入ってからは、徒歩でハイキング気分を味わい、滝
  が近づくと、登山になる。
  また、もっと奥深い所に行こう思うと沢登かロッククライムをしてしまう
  ようにもなります。

  滝に着くと森の中で風と水のせせらぎが聞こえてきて、とてもいい感じで
  す。滝の横に茶店みたいのがあって、流しそうめんなんかをやってる所も
  あって、家族団欒って感じの所もあるし、また、行ってみると誰もいなく
  て、とても崇高な滝、などもあります。

  遊園地に行くとかのアクティブなイベントではなくて、なんか「ほっと」
  する、「なごむ」ミニ旅行なのです。お金もあまりかからないし。

  滝の前に立つと、すごく厳かな気分になり、水しぶきと滝から吹くさわや
  かな風で、ストレスやいろんなことを消し去ってくれます。

  また、場所によって違うのですが、滝はを放っていて(流している)、
  滝の方から気が流れてきます。それを受け止めると(受け流すと)、非常
  にこれがいい気持ちなのです。

  石の上に座って、お茶を飲みながらおしゃべりをしたり、靴を脱いで水遊
  びをしたり、なんだかとても幸せな気分になります。

  みなさんの「なごめる」場所は、どこですか?


■今までに行った滝の感想

 ・流しそうめんがあって、天神から30分「白糸の瀧」(気:やや有り)
 ・観光地化されていてアジサイ祭りがある「見返りの瀧」(気:ない)
 ・ひっそりとたたずむ感じがとてもよい「猪堀の瀧」(気:ありあり)
 ・上流から下流にかけていろんな滝を見せてくれる「観音の瀧」(気:ない)
 ・気が凄い北九州の「竜王峡」(気:ありあり)
 ・谷深く遠くからしか見えない大分県「震動の瀧」(気:良くない気がある)

     【滝のおすすめリンク集】
        http://www.ne.jp/asahi/naomii/waterland/sa/fa_sa2.htm
        http://www.e-press.co.jp/~kurokawa/taki/kyuusyuu/



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