------------------------------------------------------------------------ ●コラム:やってみよう!! かくだよしあき ------------------------------------------------------------------------ 【創刊50号記念・特別コラム】 「とにかくやってみよう!!」 何でもやってみよう! 机上の空論を続けるより、まずはちょっとやって みて、感触をためしてから、話し合いをしなおしてもいいんじゃない?! だれも体験したことのない人達が集まって、自分たちの空想を元に話し合 いを続けていても、なにも前には進まないし、答えが出たとしても、想像 だらけの上に積み重ねた計画は、なんか壊れやすそう。 取りあえずやってみるのがいいんじゃない? いつでも、軌道修正できるようになるべく、何も決めないで、大掛かりな ことはせずに、コンパクトにシンプルにやってみよう!! そして、その情報や感じたことを元に、また、緻密な打ち合わせを行った ほうがいいのではないだろうか? 新しいことに挑戦しようとするときに、「難しい」「無理だ」「不可能だ」 「できない」「誰もやったことがない」などなど、色々な否定的な言葉が ある。そんな言葉がいっぱい出てくることは、反対も多く、苦労も多い。 逆に「易しい」「簡単だ」「可能だ」「できる」「誰でもがやっている」 が、どんどん出てくるものは、みんなが賛成であろう。しかし、みんなが 賛成するものは誰でも思いつき、簡単にできてしまうので、自分が完成し たとき、実行できたときには、もうどこかで誰かが同じような事をやって いるかもしれない。また、簡単にできるのであれば、すぐにまねさ れるので、もしかすると価値は少ないかも知れない。 逆に、否定的な言葉がいっぱい出てきたものは、それが完成したときには、 チャンスがいっぱい詰まっているかもしれないのだ。 「難しい」・・・だからこそ、知恵と時間がかかり、よって他者が追い つけないであろう 「無理だ」・・・だからこそ、簡単にまねされにくく、ノウハウがたま るのであろう 「不可能だ」・・だからこそ、できたときには画期的なものとなり、脚 光をあびるのであろう 「できない」・・それを打破する為には、画期的なアイデアが必要で、 それが新技術となるであろう 「誰もやったことがない」・・とすれば、完成すれば日本初となり、取 材され知名度があがるであろう そう、できないものをやってみて、それができたときにこそ、 本当の価値あるものが生まれるのだ。 だから、自分の感性を信じてやってみよう!! それが、「何のためになるのか?」「どうしてやるのか?」「誰のために やるのか?」 そんなことを何も考えず、とにかくやってみよう!! もし、その答えがわかっていることなら、もうやる必要はない。 答えがもわからないからこそ、実践し試してみる その結果、体験し何かを感じて、それが何かを確かめれる。 その答えが遠ければ遠いほど、やってみる価値があるのだと思う。 |
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